にきび
- 2026年5月15日
- 治療について
にきびとは(小児科でのにきび治療)
にきびは毛穴がつまって皮脂がたまり、炎症が起こる皮膚のトラブルです。思春期は、ホルモンの変化により皮脂が増えやすく、にきびができやすい時期です。
豊田市にあるキッズクリニックサンタでは小児科クリニックとして、成長期のからだの変化もふまえながら、思春期にきびなどの肌トラブルもサポートしています。にきびは「体質だから仕方ない」とあきらめず、にきびの原因を知り、正しいケアと治療を続けることが大切です。にきびがなかなか治らず気になるという方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
にきびの原因
にきびは主に次の流れで起こります。
- 毛穴がつまる:古い角質がたまり、毛穴の出口がふさがれます。
- 皮脂が増える:思春期は特に皮脂が増えやすいです。
- 菌が増えて炎症が起こる:毛穴の中でアクネ菌が増え、赤く腫れたり、痛みが出たりします。
さらに、日常生活の要因も重なります。
- ストレス、睡眠不足、生活リズムの乱れ
- 偏った食事(甘いものや脂っこいもののとりすぎなど)
- 洗いすぎやゴシゴシ洗い
- 刺激の強い化粧品や髪の整髪料が肌につくこと
原因は1つではないことが多いため、お肌の状態に合わせた対策が必要です。
にきびの治療
にきびは症状が軽いうちから治療を始めると悪化しにくく、跡も残りにくくなります。豊田市の小児科、キッズクリニックサンタでは、診察においてにきびの種類(白にきび・黒にきび・赤にきびなど)や炎症の強さ、できやすい場所、スキンケア習慣を確認したうえで、それぞれの患者さんに合わせた治療方法をお伝えいたします。
主な治療は次のとおりです。
- 外用薬(ぬり薬):毛穴のつまりを改善する薬、炎症を抑える薬などを使います。
- 抗菌作用を持つ薬:菌が増えすぎている場合に使います。
- 炎症を抑える薬:赤く腫れているにきびの悪化を防ぎます。
- 内服薬:重症のとき、にきびが広範囲に広がっているとき、長引くときに検討します。
- ベピオウォッシュゲル:1日1回、洗顔後、顔に塗り、5~10分後に洗い流す薬です。
にきびの治療は「数日でゼロにする」ものではありません。多くの場合は、数週間~数か月の単位で少しずつ整えていきます。途中で治療を止めてしまうと再発しやすいため、定期的に通院できるように一緒に相談しましょう。
日常のケア
治療と同じくらい大切なのが、毎日のケアです。がんばりすぎるほど悪化することもあります。ポイントは「やさしく、清潔に、乾燥させすぎない」ことです。
洗顔は1日2回(朝・夜)
- ゴシゴシこすらない。泡でなでるように洗います。
- 熱すぎるお湯は避けましょう。ぬるめが最適です。
保湿をする
- 乾燥すると皮脂が増えて悪化することがあります。
- べたつきが苦手でも、保湿は続けましょう。
化粧品・ヘアケア製品を見直す
- 刺激の少ないものを選びましょう。
- 髪の毛が顔に触れやすい方は、整髪料が肌につかない工夫も大切です。
- 使う道具や容器も清潔に保ってください。
生活習慣を整える
- 食事はバランスよく行いましょう。甘い飲み物や脂っこい食事のとりすぎには注意してください。
- 睡眠を十分に確保してください。夜更かしが続くと悪化しやすいです。
- 適度な運動や入浴で、ストレスケアも意識しましょう。
触らない・つぶさない
- 手で触るほど悪化しやすく、にきび跡の原因になります。
- 枕カバーやシーツはこまめに交換し、清潔に保ちましょう。
こんなときはご相談ください
次のような場合は、早めの受診をおすすめしております。
- 赤く腫れて痛い、化膿している、熱っぽい
- 顔だけでなく、胸・背中などにも広がっている
- にきびが治っても跡が残る、色素沈着が気になる
- 急に悪化した、数か月続いて良くならない
- 毎日、ケアをしているのに改善しない
- アレルギー体質で、スキンケア製品選びが不安
「これくらいで受診していいのかな」と迷う方がいらっしゃるかもしれませんが、早めの段階でご相談していただく方が、結果的に早く落ち着くことが多いです。
よくあるご質問
- 思春期にきびと大人にきびの違いは?
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思春期は皮脂が増えやすく、Tゾーン(おでこ・鼻)に出やすい傾向があります。大人ではあご周りなどに繰り返し出ることがあります。どちらも、毛穴づまりと炎症が基本です。
- 洗顔は何回がいいですか?
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基本は朝と夜の1日2回です。洗いすぎは乾燥や刺激になり、にきびの悪化につながることがあります。
- 市販薬と処方薬はどう違いますか?
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市販薬は手軽ですが、肌状態に合わないと刺激になることもあります。処方薬は診察でお肌の状態を見て選ぶため、効果と安全性のバランスを取りやすいです。
- にきび跡の治療はできますか?
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跡の種類によります。まずは新しいにきびを増やさないことが最優先です。跡が気になる場合も、早めにご相談ください。
- 食事は関係ありますか?
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体質もありますが、甘いものや脂っこいものの「とりすぎ」、生活リズムの乱れは影響することがあります。完璧を目指すより、続けられる改善を心がけてください。


